派遣から正社員になると給料は下がる?

派遣から正社員になると給料が下がることがあります。そもそも、派遣社員は給料が低いというイメージがありますが、実際には正社員よりもコストがかかっているケースも多いです。それではなぜ企業は派遣社員を雇うのかというと、それは人員を減らしたいときには期間満了で契約を終了させることができるからです。例えば、とある冷蔵庫を作っているメーカーで、冷蔵庫の需要が上がっているため工場での生産を増やしたいとします。しかし、工場が忙しくなるのが半年程度であると予想されていて、その後はまた普段どおりの生産量に戻ります。このようなときには、コストをかけてでも半年の契約で派遣社員を雇ったほうが、総合的には人件費を大きく節約できることになります。

しかし、入社5年目くらいの正社員ならば派遣社員の方が給料が上を行っていることがありますが、正社員は毎年昇給がありますので、10年、20年と同じ会社で勤めている人の場合、大きく差が開いています。また、課長、係長、部長と昇格すれば大きく年収は上がりますが、派遣社員がこのような役職に就くことはありません。

また、仕事内容が変わることによって収入が下がるということもあります。派遣社員とは違って、正規社員になれば様々な仕事を経験します。現場の仕事をやっていた人でも、事務や営業の仕事を経験することもあります。それまで現場の仕事をやっていた人が事務の仕事にうつれば、それまでのキャリアは役に立たず、ゼロから仕事を覚えていかなければなりません。その意味でも、収入が下がってしまうことは仕方ありません。しかし、その会社で様々な仕事を経験することで、将来役職につける確率も上がります。将来のためには、収入が下がってでも様々な部署での仕事を経験をしておいたほうがよいでしょう。

結論として、派遣社員が正社員になると一時的に給料が下がることはありますが、将来のことを考えると正社員になっておいたほうがはるかに総収入は増えます。