派遣と正社員の違いは?

派遣と正社員では、働くかたちが微妙に違っています。まず、一般的な派遣は、自分が希望する仕事、持っているスキルなどをあらかじめ派遣会社に登録しておき、その条件にマッチングした企業があれば、その企業と雇用契約を結ぶ形になります。

正社員、もしくは契約社員として雇われる「特定派遣」とは形態がまったく違いますので間違わないように注意しましょう。仕事は、もちろん個人の能力にもよりますが比較的見つかりやすく、また、働きたい時間や曜日を選ぶことができます。ただし、派遣先で勤務している期間しか給料はもらえませんので、安定感はまったくありません。

また、年齢が高くなるにつれて、実務経験や高いスキルがなければ仕事も見つけにくくなるというデメリットもあります。一方、正社員は無期の雇用契約となります。決まった勤務時間で長期間にわたって働くスタイルですので、派遣と違って安定感があります。また、勤務した年数によって給料が上がっていく場合もあり、昇格して役職がつくこともあります。

そして、よほどのことがない限りは、会社は正社員を解雇することができません。社会保険や住宅手当、資格手当など各種手当もあり、会社が定めた福利厚生も受けられます。デメリットとしては、勤務時間、休日などについては会社が定めた就業規則を守らなければなりません。会社からの業務命令には基本的に従わなければなりませんし、それに逆らえば昇格できずに出世街道から外されてしまう場合もあります。

そして、残業だけではなく、休日出勤もしなければならない時も、それに応じなければなりません。企業によってはサービス残業を強いられる場合もあるでしょう。また、転勤や異動などにも従わなければなりません。海外へ転勤する場合もあるでしょう。派遣と正社員それぞれに違いがあり、良い面もあれば悪い面もあります。社会に出る時に、どちらが自分に向いているかを考え、後悔のない雇用形態を選ぶようにしましょう。