派遣と正社員で差別される理由とは

一般的に、派遣社員は正社員よりも給料が低いと言われています。新入社員や入社5年目くらいではまだそう差はついていないことも多いですが、同じ職場で働いていても10年、20年と正社員として働いていれば昇給があるので、派遣社員よりもはるかに高い給料をもらっているということもザラにあります。一方で、入社一年目の正社員と比べると、ボーナスなどを含めても派遣社員のほうが高い給料をもらっているということもあります。

派遣社員が差別される理由には、生涯で稼ぐ給料が劣っていることが1つの原因だと思われます。しかし、正社員であっても会社が倒産してしまえば給料やボーナス、退職金がもらえないということもあります。また、不正行為を犯して懲戒解雇された場合にも、退職金はもらえないケースがあります。正社員だからといって将来にわたってずっと安泰だとは言い切れない時代です。派遣社員は期間が終われば失業してしまうリスクもありますが、契約が更新されたり、正社員になれることもあります。

派遣社員が差別されるもう1つの理由は、所属している会社が違うという理由があります。同じ会社に属している人は1つのチームとして、「一緒に会社を大きくしていこう」という連帯感が生まれますが、別の会社に属している人ではこれは生まれにくいです。あくまで契約によって一時的に仕事の一部を任せているといった認識である場合もあります。あるいは、別の会社なのでライバルとしてみていて、冷たくしてしまうというケースもあるかもしれません。これは差別ではなく、区別と言ったほうがいいでしょう。

大切なことは、派遣社員だからという理由で劣等感をもたないようにすることです。卑屈になっている人間は周囲から見ると扱い難い人間です。総合的な給料は低くても、時給に換算すれば派遣社員のほうが高級であり、自由な時間を持てているという例もたくさんあります。なるべくポジティブに考えることが大切になるでしょう。